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周南市への移住

「しゅうなん」ってどんなところ?

住んじょる人の声

清水 希久子さん

■ 清水 希久子さん

東日本大震災を機に、横浜からUターン。祖父母の住宅を改装して2013年3月、須々万にカフェをオープン。

須々万にUターンしたきっかけは何ですか?

2011年まで横浜に住んでいたのですが、3月に東日本大震災が起こり、都会での1人暮らしを続けるのが怖くなって帰省しました。その時に地元での生活もいいなと感じたことがUターンのきっかけです。

高校を卒業後、どのような勉強や仕事をされていたんですか?

子どもの頃から、パティシエになりたいと思っていました。それで、高校を卒業後に北九州にある短大の食文化コースで栄養学や心理学を学び、調理実習を重ねました。その後、東京にある専門学校の製菓課程でフランスやウィーンのお菓子作りを学びました。卒業後は横浜のレストランやパン屋で働き、前菜やデザート、パイ生地やデニッシュ生地などを作っていました。

カフェをオープンしようと思ったきっかけは?

きっかけは、私が作ったお菓子を見た友人に「カフェを開いてみたら」と勧められたことです。それまでは、カフェの開業を考えていませんでした。お店をオープンさせる前に、関東で自分の店を持っている友人たちの店に行って、開業準備や店舗経営について教えてもらったり、東京のカフェを巡ったりしました。短大で幅広く食について学んだ知識や、レストランやパン屋さんで働いた経験も大きな力になりました。

市街地ではなく、須々万でカフェを始めようとしたきっかけは何ですか?

最初は市街地での開店を考えていました。ですが、ちょうど実家の敷地に空家があったことと、「市街地でお店を開くのは、家賃が掛からなくてリスクの少ないこの場所で慣れてからでも良いんじゃないか」という父の勧めもあり、須々万でオープンすることになりました。最初は何もかもが手探りで不安ばかりでしたが、今はここでお店を開いて良かったと思っています。

店舗もご自身の手で改装されたそうですね。

はい。様々な人に助けてもらいながら、約7ヶ月掛けて改装しました。最初は自営業を営む父に協力してもらい、畳を剥がしてフローリングにしたり、サッシをリフォームしたりしました。また、弟の同級生にあたる、近所の中学生にカウンターのやすりがけや、壁紙を貼る手伝いをしてもらったりもしました。

カフェをオープンした当初、大変だったことは?

初めてのことばかりだったので、全てが大変でした。お店をオープンする前は人が来てくれるのかなという不安がありましたし、スタートしてからは、お店の切り盛りに苦労しました。最初はお客さまが何を求めているのか分からなくて、メニューも製造量も、少しずつ試行錯誤を重ねて今に至ります。ペースをつかめるようになったのは、本当に最近です。

お店にはどんな方が来られますか?

女性が圧倒的に多くて、赤ちゃんやお子さんを連れたお母さんや、おばあちゃん、中高生まで幅広い年代の方が来て下さいます。小学生や男性1人のお客さまもいらっしゃいますね。須々万や長穂など、地元の方が多いですが、週末には防府や柳井、下松など市外から来てくださる方もいらっしゃいます。

帰ってきて改めて思う、この地域の良いところはどこですか?

都会よりも、人のつながりの近さを感じます。私が困っているからと、高校生たちが草むしりをしてくれたり、近所のおじさんがベンチを作って下さったりと、色々な形で地元の方に助けられています。小学生に「しろカフェのお姉ちゃんみたいになりたい」って可愛いお手紙をもらうこともあるんです!あとは、星空がきれいで、空気もきれいなところです。花を植えたり川で遊んだりすることが好きになりました。自分で住みたいと思った環境を楽しめるのはいいですね。

逆に、この地域の大変なところはどこですか?

冬の寒さです。鹿野の辺りほど積もることはないのですが、雪が積もれば雪かきがありますし、道が凍れば家から出られません。

今後、お店がどんな風になったらよいと考えていますか?

自分のペースでゆるやかにお店を続けて、地元の人が気軽に通ってくれるような場所になれたらいいなと思っています。また、子どもたちに「頑張ったら夢は叶う」と思ってもらえるように頑張りたいです。

移住やカフェなどの開業を考えている方にアドバイスをお願いします。

移住を考えたときに明るい気持ちになれるなら、前向きに検討してみて良いと思います。私の場合は自然な流れでここまできましたが、自分に合っていたと思います。カフェの開業を考えている方には、「たくさんのお客さまがいても、ひとつひとつのオーダーに真摯に応えることの積み重ねが大事」と伝えたいです。私の場合は、期待以上に応えたい、という気持ちひとつでやってきました。勇気があれば、何でもできます!


~店舗情報~
しろカフェ
住所 周南市大字須々万奥686
tel  090-5292-6305